生命保険を考えましょう

生命保険


さて、生命保険の種類にはどんなものがあるのでしょうか?
生命保険と一口で言っても本当に多種多様な物があります。
何故、こんなに複雑なのか・・ 何故、こんなに沢山の種類があるのか・・ 保障内容もバラバラ・・ 自分に合った保険とは何なのか・・ 考えれば考える程、途方に暮れてしまいそうです。

いっその事、これしか無い!と決められてる方が悩まずに済みそうですが、人それぞれ生き方、生活スタイル、家族構成、環境等が千差万別であるように、やはり人に合った保険があって然るべき事なんでしょう。


さて、その保険について保険代理店等に相談すると「色々な生命保険がありますが大別すると、3つのタイプなのです」とマニュアル化された台詞から始まる事が多く、その内容が下記内容になります。
定期保険 決められた期間だけ保障してくれる掛け捨てタイプ 一定期間で終了 掛け捨てのメリットとして、同条件の保障として比較すると最も割安
終身保険 一生涯の保障で、貯蓄の機能も併せ持つ 一生涯継続 貯蓄性&保障内容のバランスが良い商品が多いが、掛金が高い
養老保険 決められた期間の保障終了時に満期保険金が受け取れる保険 一定期間で終了 比較的貯蓄性が高い

次に説明されるのが、保険は四角ではなく三角で考えましょうという事。要するに高齢になるにつれて保障額を下げていった方が効率が良いという話です。特に子供がいてれば、その子供が独立するまでは学費/生活費等に大きな保障を必要とし、子供が独立する頃には保障額は少なくて済むという考え方です。個々の収支及び資産から導きだしたライフプランをその三角にあてはめて保障額というものを考えていきます。ちらっと保険について調べた事がある方なら、ご存知だと思いますが、確かに効率の良い考え方だと思います。

逆に言えば、こういった説明も無いまま「この保険がおすすめ!」といきなりセールスされた場合は、十分気をつけてください。

次に「できるだけ無駄を省いた」オーソドックスな生命保険の一例を説明します。
あくまで一例です。人それぞれ色々なパターンがありますので、これが正解という答えは当然人それぞれ違いますので。

[60歳定年、配偶者、子供有]の例
(ここでは生命保険だけの話です。)
まずは本当に必要な保障額を導きださないと話になりません。
計算方法は生活費・教育費・葬儀代に分けて考えた方が整理しやすいと思います。本当に必要な保険を考える際、この3つの額は必ず出すべきだと思います。
よく「生涯保障として1000万は確保しときましょう!」「世間では30代の人は何千万ぐらいの保険に入っていますよ!」「年収が何百万で家族構成がこういう方はこれぐらいの保険に入る人が多いんですよ!」といった類の話を耳にしますが・・だから何でしょうか (^^;;?
根拠が曖昧では無駄使いになる可能性が高くなりますので、そんな話は聞き流して、しっかりライフプランを立てるようにしましょう。

・生活費
(ご主人が亡くなった後に必要な生活費)
厚生年金、国民年金等に加入されてる場合、遺族年金が貰えます。(加入年数等により遺族年金の額が変わってきます)この遺族年金の額を生活費から引いて=本当に必要な生活費を出しましょう。例えば、生活費が20万必要、遺族年金分が10万/月とすれば、本当に必要な生活費は10万/月になります。また、会社によっては死亡退職金が出る場合もあります。

しかしながら、実際、毎月どれぐらい必要なのかピンとこない方が多いと思います。住宅が賃貸か持家かでも当然、変わってきます。住宅ローンを組んでる場合、ほとんどの場合、団信に加入されていると思いますので、亡くなった後はローン返済分の費用は必要ありません。しかし固定資産税は当然必要なのでそれだけを住宅費と考えましょう。逆に賃貸の場合は、ご主人がなくなった後もそのまま住宅費が必要です。
ざっくりですが、生活費の内訳は、住宅費、食費、光熱費、通信費、交際費、衣料等の雑費といったところで、おおよそ現在の生活費×0.7ぐらいでしょうか。
大幅に狂いが無ければ良いと思いますので、目安となる金額を出しましょう。

・教育費
子供が私立に通うのか、国公立に通うのか、4年生大学、短期大学、専門学校等でも金額は大きくかわります。先の事はわからないと思いますが、あまり無理をされない程度に一応プランを考えないといけません。進路方針だけを決めて金額は保険のプロに確認してもらいましょう。

・葬儀代
亡くなった時に必要な葬儀代です。勿論、個人差がありますが、安くても200万以上は必要かと思います。またお墓が無い場合は、更に墓代として+200万ぐらいは必要かと思います。

必要な保障額が出れば、それに必要な保険を考えます。
分けて考える事により目的がはっきりしますよね。
それを表&グラフにしてみましょう。



いかがでしょう?
私はあくまで保険のド素人ですが、それほど筋は間違っていないと思います。
但し、これは、あくまで一例に過ぎません。他にも、払込金額を抑えながら、必要十分な保険に入る合理的な考え方はあると思います。ライフプランをしっかり考えた上で、無駄の無い保険に加入しましょう。


また、保険代理店に相談される場合は、下記内容を調べた上で相談に行かれた方がスムーズに進むと思います。

・年収(ご主人/配偶者)

・住宅(持家/賃貸)

・固定資産税

・年金加入年数

・ご主人が亡くなった後の生活費
(遺族年金等の計算は必要ありません。代理店で計算してくれます。もしそんな計算すらできない代理店なら他をあたりましょう)

・葬儀代をいくらにするか

・教育方針[私立・国公立等]
(費用は計算しとかなくても、方針に沿った費用を代理店で計算してくれるはずです。もしそんな計算すらできない代理店なら他をあたりましょう)
ちなみに、積立て用の教育費用は、学資保険ではなく低解約返戻金型定期保険や低解約返戻金型終身保険等も選択肢に入れましょう。詳しくは学資保険のページをご覧ください。ソニーやアフラックの学資保険が必ずしも良いとは・・限りません。



気付いていない方もいらっしゃいますが、生命保険はマイホームに次ぐ大きな買い物で、一生涯で払う保険料はとても大きいものです。

平成21年 9 月の生命保険文化センターの調べでは、日本人の生命保険加入率は実に90.3%。一世帯当りの保険料支払い額は平均で年間45万4千円 という数字が発表されています。これを、30歳の人が60歳まで、30年間保険料を払い続けると、1,300万円を超える金額になり、マイホームに次ぐ高価な買い物という事になります。
安くても数百万円の買い物です。当然、安易に加入するより、しっかり調べ、しっかり考えてから加入した方が良いですよね。
また、既に加入されてる方でも随時見直しをお薦めします。生命保険と一言で言っても、先に説明した通り様々な保険があり、また年々新しい保険も登場しています。
新たにご家族が増える等、生活環境が変る方も生命保険見直しを検討する時期です。
生命保険料を払いすぎていないか? より良い保険は無いものか?
情報のアンテナはきっちり立てておきましょう!

しかし、最終的な判断は必ずプロに相談してから決めるべきです。いくら調べた所で、所詮素人です。思わぬ落とし穴に落ちてしまう事もあるかもしれません。 高価なものだからこそ、後で後悔しないためにも、ご自分の保険をプロの「ファイナンシャルプランナー」に無料相談して確かめてみましょう。
あくまで「有料」ではなく「無料」相談で大丈夫です。無料相談でも、ファイナンシャルプランナーは保険の仲介等をする事で報酬を得てますので、相談そのものは無料で大丈夫なんです。臆せず相談してみましょう!

何度も言いますが、とても高価な買い物をするという事を忘れずに!